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インテリアデザインオフィス
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Posted on August 10, 2014 at 3:52 AM |
東京での打ち合わせを終え、ショールームを回り、この日は代官山まで足を伸ばしました。 2年前にオープンしてから、行こう行こうと思いながら機会を逃していた「蔦屋 代官山店」。 今では地方都市での展開も著しい「Book Cafe」ですが、ここ代官山店は流石フラッグシップストアだけあり、 プレミアム感満載です。 緑豊かに計画されたガーデン、カメラや玩具・ペットショップ等の専門店を備えた「T-SITE」としてのエリア計画。 犬の散歩を楽しむ人にも出会い、ゆるやかで豊かな時間の流れを感じます。 T-SITEの中心蔦屋書店は、1号館から3号館までを「本」「映画」「音楽」それぞれの分野に精通したコンシェルジュに ご案内いただける安心感と心地よさを味わえます。 この日の私の最大の目的は、2号館2階のラウンジ「Anjin」を空間体験すること。 雑誌やネットで見てすごいと思った空間を、自分の目で見て空間体験したいと思っていました。 味わい深いコーヒーだけではなく、こだわりのビールやカクテル、軽いお食事やバーフード等も扱う大人空間です。 壁一面が古今東西の書物とアートで彩られ、質の高い家具が備えられた落ち着きと質の高さを感じます。 ご案内のお店の方も気配りが素晴らしく、ホテルの様なサービスと居心地良さに大満足です。 軽いお食事’ONE BITE MENU'とソフトドリンクで、しばしお一人様時間を楽しみました~。 とても運の良いことに、案内された椅子は、『ハンス・J・ウェグナー』の『ベアチェア』。 なんて座り心地の良い快適な椅子なのでしょうか!! ここのところ腰痛持ちになってしまった私は、椅子の座り心地には少々うるさく、長時間座っていると違和感を否めません。 ところがこの『ベアチェア』すごいです。 座った瞬間の包みこまれるような安心感と座り心地、更には、長く座っていても全く違和感を感じません。 いつまでも座っていたい居心地の良さ。本当にすごいです!! 改めて名作椅子のすごさ、ウェグナーの人にやさしい物づくり、その奥深さと魅力に感動しました。 『ベアチェア』で調べてみると・・・ 名前の由来は「熊」が手を広げて立っているような愛嬌のある姿から。 アーム部分がまるで後ろから抱きしめる熊の手のようだと表現されたとか。 20世紀の北欧デザイン界に多大な影響を与えたデンマークの家具デザイナー『ハンス・J・ウェグナー』。 生涯で500種類以上の椅子をデザインした彼が、晩年を過ごした老人ホームに唯一持ち込んだのがこのベアチェアだと言われています。 最晩年をともに過ごす椅子として選んだほど、お気に入りだったのでしょう。 <参考:matome.naver.jp > 納得です。 我が家にも欲しい~! ウェグナーの代表作の筆頭はYチェアやピーコックチェアですが、ベアチェアの虜になってしまいました。 しかしながら価格は一脚およそ200万。。。!?名作椅子だけありますね。 そっか~それにしてもびっくり価格ではありますが。 良い家具は、車が買えるほどのお値段になるのも又事実。一生モノですから。 そしてこの椅子、その価値十分にありますものね。。。 ラウンジanjinの空間の居心地良さとベアチェアの座り心地の良さに、もっと座っていたい想いでいっぱいになりましたが、 新幹線の時間も気になり、後ろ髪を引かれる想いと充実した想いを胸にこの日は帰途につきました。 |
Categories: 蔦屋代官山店とウェグナー
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